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公演案内

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2025年7月12日(土)10:00~インターネット・電話予約開始

2025年8月30日(土)~31日(日)

こまつ座第155回公演『きらめく星座』

こまつ座第155回公演『きらめく星座』

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作品紹介

『きらめく星座』は、こまつ座旗揚げ翌年の1985年、井上ひさし自身の演出によって初演されました。

「昭和庶民伝三部作」の第一作目(二作目は『闇に咲く花』、続く三作目は『雪やこんこん』)である今作は、太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの約1年間を描いた作品です。

戦争の足音が忍び寄るなか、東京・浅草のレコード店「オデオン堂」を舞台に物語は紡がれます。庶民のごく普通の小さな幸せを分かち合って暮らす生活が、時代の旋風が吹き荒れることで大きな渦へと巻きこまれてゆく、激動の時代を懸命に、そして活き活きと生きた一家の物語。井上ひさし得意の音楽劇の代表的傑作として、劇中ではピアノの生演奏にのせて「青空」「一杯のコーヒーから」など昭和初期の流行歌の軽快なメロディーが舞台を弾ませます。今作は井上ひさし唯一の“私戯曲”とも言える作品で、繰り返し上演を重ね好評を博し、2017年公演は8回目の再演にもかかわらず第72回文化庁芸術祭演劇部門にて大賞を受賞しています。

『きらめく星座』2023公演より
松岡依都美

『きらめく星座』2023公演より
左より、松岡依都美、大鷹明良、粟野史浩、瀬戸さおり、木村靖司

『きらめく星座』2023公演より
左より、粟野史浩、久保酎吉、木村靖司、松岡依都美、後藤浩明

『きらめく星座』2023公演より
左より、粟野史浩、久保酎吉、木村靖司、松岡依都美、後藤浩明

撮影:宮川舞子

こまつ座とは
1983年、作家・劇作家の井上ひさしが座付作家として立ち上げ、翌年『頭痛肩こり樋口一葉』で旗揚げ。以降、井上ひさしに関わる舞台を専門に作り続けていいます。
近年の受賞作に2003年読売演劇大賞最優秀作品賞(『太鼓たたいて笛ふいて』)、2010年読売演劇大賞芸術栄誉賞(井上ひさし)、2012年紀伊國屋演劇賞団体賞 (「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」の舞台成果)、2016年読売演劇大賞優秀作品賞(『マンザナ、わが町』)、2017年文化庁芸術祭賞の演劇部門において関東参加公演の部で大賞を受賞。2020年第5回『澄和Futurist賞』(顕彰事業)受賞。その他にも受賞歴多数。

あらすじ

昭和15年の浅草。小さなレコード店に、四人の家族と、二人の間借り人が仲良く暮らしていた。
しかし、この平和なオデオン堂に、大事件が起こる。陸軍に入隊していた長男の正一が、脱走したという。「敵前逃亡」は重罰。一家は突如として「非国民の家」となり、すぐさま追手がかかって憲兵伍長「蝮の権藤」が乗り込んでくる。そこにもう一人、堅物の愛国主義者が家族に加わる。長女みさをが、「ハガキの束から選んだ」夫、傷痍軍人の源次郎。彼との結婚は一家を「非国民の家」から「美談の家」へ一転させるが、軍歌一辺倒の源次郎と、“仮想敵国の”ジャズや“軟弱な流行歌”といわれる歌謡曲を愛する住人たちは何かと衝突を繰り返す。こうして、オデオン堂には、ときならぬ大嵐が吹き荒れることとなる。

~人間は奇蹟そのもの。人間の一挙手一投足も奇蹟そのもの。
だから人間は生きなければなりません~

みどころ
この作品は、太平洋戦争前夜までの一年間を描いた井上ひさしの音楽劇の代表作です。
ロシアとウクライナ、そして中東、いまも戦争が絶えない世の中、さらに複雑に多様化する社会において、誰しもが不安の中で暮らしている現在と重なる部分も多くあるように感じます。
今年、戦後80年を迎える日本にとって、世界中で起きている争いは他人事ではなくなっているのではないでしょうか。
「世の中変わっていると言うけれど、あまり変わっていない。日本が徳のある国になって欲しい」という願いを込めた井上ひさしのメッセージをぜひ劇場で受け止めてみてください。
また、「言葉を扱う発信者側の責任、発信された言葉をどう受け止めるかという受信者側の責任、この二つの責任をどう考えるかは、今もわたしたちの課題でありつづけていますが、それを“うんとおもしろく”書いたもの」 が、この『きらめく星座』だと井上ひさしは語っています。ソーシャルネットワークの発展により気軽に情報や言葉の発信ができてしまう現代を生き抜くヒントがあるかもしれません。
出演は、本作における演技に対し第55回紀伊國屋演劇賞を受賞した松岡依都美、2023年のキャストに新たなキャストも迎え、井上ひさしが絶大な信頼を寄せた栗山民也が引き続き務めます。

出演者・スタッフ

  • 松岡依都美
  • 久保酎吉
  • 平埜生成
  • 粟野史浩
  • 瀬戸さおり
  • 後藤浩明
  • 宮津侑生
  • 神野幹暁
  • 木村靖司
  • 大鷹明良

スタッフ

  • 井上ひさし
  • 演出
    栗山民也
  • 音楽
    宇野誠一郎
  • 美術
    石井強司
  • 照明
    服部 基
  • 音響
    山本浩一
  • 衣裳
    中村洋一
  • ヘアメイク
    佐藤裕子
  • 振付
    謝 珠栄
  • アクション
    渥美 博
  • 音楽監督
    国広和毅
  • 歌唱指導
    満田恵子
  • 宣伝美術
    ささめやゆき
  • 演出助手
    戸塚 萌
  • 舞台監督
    松嵜耕治
  • 統括
    井上麻矢

チケット・スケジュール

スケジュール

2025年8月30日(土)~31日(日)
日付 開演時間
昼の部 夜の部
30日(土) 12:00 17:00
31日(日) 12:00  

料金(税込)

A席 10,000円
B席 7,000円
C席 4,000円

先行発売 (博多座サポーターズ)

特別先行

7月8日(火)18:00~9日(水)10:00

※別途、特別販売手数料を頂戴します。(2025年1月販売分より手数料が改定されました。詳しくはこちら

通常先行

7月9日(水)18:00~10日(木)10:00

※両先行発売のご利用は、事前に博多座サポーターズの登録(無料)が必要となります。登録はコチラ

※「特別先行」発売日の正午までにご登録をお願いいたします。

※「特別先行」発売日の16:00頃に、ご登録のお客様へ両先行に必要な共通のURL等を、LINEまたはメールにてお送りいたします。

博多座サポーターズのご案内はこちら

一般発売

インターネット・電話

7月12日(土)10:00~

PC・スマホから

博多座オンラインチケット

博多座電話予約センター

TEL092-263-5555(10:00~17:00)

窓口

7月13日(日)10:00~

※一般発売開始日の翌日より残席がある場合に限りお取り扱いいたします。

※別枠席はご準備いたしておりませんのでご了承くださいませ。

博多座チケット売場

劇場2階広場の正面にございます。


※電話番号はおかけ間違いのないようお願い申し上げます

※小学生未満のお子様のご入場はお断りいたします。

※車イスでのご観劇の方はこちらをご参照ください。

※本公演チケットは「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」です。
主催者の同意のない有償譲渡は禁止されています。

※購入者の本人確認を行う場合がございますので、身分証明書を必ずご持参ください。
不正転売の疑いがある場合や、チケットのお忘れ、紛失などの場合は、本人確認や購入経路をお伺いする場合がございます。
不正に転売されたチケットや、正規販売店以外で購入されましたチケット、また購入確認ができなかった場合は、当日入場をお断りする場合がございますので、ご了承ください。

※出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご了承くださいませ。出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。

※公演中止の場合を除き、払戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承の上、お申込みください。

※携帯電話等でチケットを撮影された画面をご提示いただいても、ご入場はできません。

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TEL092-263-5880(10:00~17:00)

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